令和元年5月1日、新しい御代を迎えました。謹んでお祝い申し上げます。
古熊神社においても午前7時より、御代替りと改元をご奉告する「践祚改元奉告祭」を、氏子崇敬者の皆さまと斎行致しました。
新緑に朝露が光る朝日の豊栄登り、ご参集頂いた氏子崇敬者の方々約20名とともに、まず天神さまに御代替りをご奉告する祭典を行い、次に奉祝行事として国歌斉唱及び国旗掲揚、そして皇居の方角を向き聖寿萬歳(せいじゅばんざい:皇室の弥栄を祈り万歳を行うことです)を致しました。
国歌と万歳三唱の声が東山に朗々と響き渡り、天皇陛下がおられるこの国に生まれたことの喜びを、ご参列の方々と分かち合い、清々しい祭典と相成りました。
これより御代替りの儀式は「即位礼(そくいのれい)」、そして国家の最重要神事である「大嘗祭(だいじょうさい)」と続きます。全ての儀式は神代(かみよ:神さまの時代)にまで遡ることができ、正しく悠久の歴史を持つ我が国の精神の継承とも云える重儀です。
以下の神社本庁のホームページにそれぞれの儀式の詳細が載っていますので、ぜひともご覧頂ければと存じます。
https://www.jinjahoncho.or.jp/miyogawari
上皇陛下の思し召しにより、御譲位という明るい践祚となりました。我が国の神代から連綿と続く歴史を改めて認識し、国民挙げてお祝い申し上げたいと存じます。