来る2月3日(月)、開運厄除星祭を執り行います。
当日の流れ
○9時~20時 開運厄除星祭祈祷
個人の厄祓である「厄除祈祷」と、ご家庭の厄祓である「星祭祈祷」を随時受け付けております。(19時より30分間は豆まき神事のため一旦中断)
ご祈祷を奉修された方へは古くからのお下がりとして御神札の他、竹で奉製した御幣、また厄年の方には厄除のお守りをお授けいたしております。御幣はご家庭の神棚に、お守りは1年間大切に身につけてくださいませ。
ご祈祷の申込書は以下からダウンロード出来ます。
○19時~ 福豆・福もちまき
19時にはご祈祷を一時中断し、追儺(ついな)神事である「福豆・福もちまき」を執り行います。
令和2年の十二支である子年生まれの年男・年女の方々が豆まきをご奉仕され、その後2俵半(約150kg)のお餅が一斉にまかれます。
境内は一気に盛り上がり、元気に春を迎えます。
○終日 すがぬけの輪神事
古熊天神御鎮座当初からの神事として、「すがぬけの輪神事」が有名です。境内の茅で奉製した輪にオニカズラを巻いたこの輪は、社殿前石段の途中に設置してあります。8の字にくぐって頂くことで、下半期に降り積もった「罪・けがれ」をお祓いし、清々しく立春を迎えるためのものです。
○露店・お焚き上げ
その他露店や、古いお札やお守りのお焚き上げも行っています。
厄除とは
「厄年」と聞くと、怖いことが起こりそう、恐ろしい、というイメージがあります。
しかし本来は「役」年と書き、社会的・家庭的に大きな「お役目」を任せられる、大変喜ばしい年齢のことを言いました。その名残として、とある地域では女性の33歳に姑からお嫁さんに家事が引き渡される「しゃもじ渡し」という風習が残っています。
また怖いイメージのある「厄」とは、恐ろしい現象のことではなく、自らのわがままな気持ち、自分さえ良ければ良い、という未熟な気持ちのことを指します。
つまり本来の厄除とは、大役を任せられる喜ばしい1年の始めに、神様にお参りして心と身を清め、そのお役目に臨む気持ちを整える、という意味です。
ぜひとも清々しい気持ちで、その大役に向かっていって下さい。
星祭とは
星祭(ほしまつり)とはご家庭全員の清祓です。
古来より人は産まれた年月日によって、その人をお守りする星が決まり、またその星は定期的にお祭りしなければならない、という考えがありました。そのお祭りのことを「星祭」といいます。
いつしかその星祭は毎年お正月の初詣の際に、家族全員で年の始めにされていました。
しかし明治維新にて新暦となり、お正月の時期もひと月ほど早まりましたが、星祭だけは旧正月の頃に行われるままになり、やがて節分の行事となったのです。
厄年ではなくとも、ぜひ星祭をご家族皆さんでお参りしていただき、この1年が健康で家族仲良くありますよう、お祈りくださいませ。