明治23(1890)年に建立された「天神講碑」を移設いたしました。
天神講とは、明治15年古熊天神の護持運営のため地元の有志15名で創設された講(グループ)で、第35代宮司の真庭饒のときにできました。
そして講の運営がひと段落した明治23年に建立されたものです。
この石碑には天神講創設の目的や経緯、運営方法にいたるまで細かく記されています。
そんな130年余りものあいだこの場所にあった石碑を、この度移設することとなりました。
山口市に古くからある石工屋さん、田村石材さまのご協力のもと、朝早くから工事を始めていただきました。
さすがプロ、あっという間に石碑を持ち上げ新しい場所に移設してもらい、午前中には作業は終了いたしました。
移設先は神社向かって右側の、神馬像の横です。
元々そこにあったかのような佇まいで、安心いたしました。
なぜ今回この天神講碑を移設したのか。
それはこの場所に新たに"とあるもの"を設置する予定だからです。
その何かはまだお伝えすることはできませんが、近々皆様にもご案内できるものと思います。
楽しみにしていただければ幸いです。